過酷な縫製工場の実態


  10時間に及ぶ西洋ブランドの縫製作業を終えた後、縫製工場の従業員であるリースレイ・ボファさんは小さなシェアルームに向かう。昨晩の残り物を食べ、床に倒れ込むように寝る。
およそ65万人の縫製工場の従業員は驚くべきことに大半が女性だ。ボファさんの一日は作業場とシェアルームの往復で、心身ともに疲れきっている。彼女の食事もとても質素だ。
彼女が田舎にいる両親に預けている5歳の娘に会いにいくことは滅多にない。
彼女はAFPの取材に対し「縫製工場での生活は楽でない事は承知しています。それでもお金が必要なんです。だから耐えるしかありません」と語った。
かつてカンボジアの縫製工場は労働環境の良さや搾取が少ない労働形態として脚光を浴びていたが、縫製産業の急成長に伴い企業間での競争が激化し、工場数が増加、労働環境が日に日に悪くなっていった。近年、人件費の安さや受注、生産コストを抑えるためカンボジアの縫製工場にオーダーが殺到しており、「新たに新設された工場は利益を優先して労働法の法的要件を満たしてないし、気にかける様子もない。彼らは法的コンプライアンスに注意を払う気などさらさらない。彼らは金を作る事しか頭にない。」とILO国際労働機関のカンボジア工場労働者是正プログラムのテクニカルスペシャリストジェイソン・ジャッドは述べた。一月に起こった激しいストライキにより、4人のプロテスターが警察によって射殺されたが、この背景には、過酷な労働を課すこの工場の実態があり、勤務時間中につぎつぎと労働者が床に倒れ気絶するという悪質極まりない労働環境があった。かつて称賛を受けていた部門も今回の件で評判が地に落ちた。西洋ブランドのトップは政府から警告を受ける事態にまで発展している。労働者によれば、こうした実態が各報道機関によって明るみに出ても、公表される名目賃金は上がるが、手取りはほとんど変わる事はないという。
ボファは「私たちは縫製工場で本当に惨めな思いをして働いている」と語っている。彼女は最近服に使われている化学物質を吸引してしまい作業中に倒れた。「たとえ私たちが病にかかって働けなくなっても彼らは給料を減らすだけです。だから病気の時でさえ働かなければならない。」つらい心情を打ち明けた。
ボファさんは週に6日働いている。仕事が始まるのは朝7時。夜遅くまで働かされ残業は毎日当たり前のように課せられる。
「時々、夜を徹して作業を強いられる時があります。寝る時間もありません。」と彼女は言い、彼女の給料は一ヶ月130ドルで毎月家族の元に50ドルの仕送りをしている。
「わたしは毎晩残り物のご飯をたべたり、時には残飯を食べる時もあります。これは全てお金を貯めるためなんです。」彼女の願いは、彼女の娘が自分よりもよい人生を歩んでくれるだけを願って必死に働いている。
 たくさんの女性労働者が家族を養うための仕事を得るため過酷な労働条件の下で働く事を余儀なくされている。
「幼児保育施設がないこの工場では、とても娘と一緒に生活する事はできない」と生後一ヶ月の赤子を持つトン・サム・オルさんは言う。
オルさんは「母親に生後間もない子供を預かってもらうか、仕事を辞めて子育てに専念するか相談しています。」と娘に母乳を与えながら言った。幸いながらオルさんは工場から産休休暇と少量の手当があたえられたが、労働組合長によれば、ほとんどの工場はこうした利点を労働者側に支払う事をさけるため、短期契約で女性労働者を雇用している。

 いくつかの工場は妊娠している女性労働者の労働契約を一方的に破棄しようとしている。と地方の人権団体であるコミュニティー法律教育センターのモーン・トーラは言う。
「結果的に、妊婦は、収入源が断たれるとわかっていてもやめなければならない状況です。工場ラインの労働者を維持するため、短期契約は工場側に取っては有効な手段にはなっている。しかし労働者は労働条件に抗議したり、残業を拒否することはしない。彼らは倒れるまで働くだけだ。かれらの待遇はもはや現代の奴隷と課している」と彼は話している。
 貧しいカンボジアにとって、縫製産業はキャッシュを得るための重要な資金源になっており、この産業がもたらした、2013年の輸出収益はおよそ5.5億ドルで国民総生産のおよそ4%にあたる。
 「彼ら(労働者)の労働対価を考えれば、月の給与が平均100ドルでは少なすぎる。もっと支払うべきだ。賃金はこれまで数回上がった時期があったが、一番最近は2月だった。しかし、労働者が生活することに困らない程度の賃金を支払う事に対する思慮に欠けている。」と労働組合員は言う。
 工場のオーナー側はこれ以上賃金を増やす余裕はない。こうした一連の労働環境の悪化は西洋ブランドメーカーに問題があり、彼らは責任をとるべきだとしている。

「我々はお金を持っていない。我々は賃金を値上げする事はできない。」とカンボジア被服協会(GMAC)事務局長ケン・ロー は話した。

西洋ブランド側は5月に行われた会合でこうした労働者の不満に起因する生産ラインの遅延を回避するためにカンボジア縫製工場での給与の値上げを決定をした。1月起こった大規模なストライキと警察当局による弾圧で犠牲者をだした事などにより、最低賃金は月額100ドルに増加したが、労働者は160ドルを要求していた。現在政府が策定中の新しい労働組合法では、今回のデモ活動を通じて抗議を組織的に行うことを制限する条文を盛り込むと見られている。

インドネシア人女性を落とす方法

 インドネシア女性と言えば、小麦色の肌に、クッキリした目鼻立ち、ある程度堀が深い顔立ちで、東南アジア系と言えばそう見えるし、東アジア系の面影も少し残しています。人によっては少しスパイスの効いたアーリア系の顔立ちをしていて、エギゾチックで端正な外見を持つ女性が多くとても魅力的です。 それもそのはず、こちらインドネシアは世界の主要な宗教が一同に介する多民族国家です。中国系、アラブ系、インド系、クメール系など様々な民族が共存していて混血の割合も非常に高いです。混血と言えば、世界を見渡しても南米コロンビア、ベネズエラ、やシルクロードの通過点である中央アジアの国々キルギスやウズベキスタンなど、声をかけるのも尻込みしてしまうほどの美女を大量に生産し世の男性を魅了しています。インドネシアも例外なく美女生産国家でしょう。

 

 さてそんなインドネシア人女性を落とす私なりの方法をご紹介していたいと思いますが、その前にまず彼女達について知っておかなければならない事がいくつかあります。

 

   ・嫉妬深い

    これはよく言われている事ですが、両親の愛情を真に受けて育っている女性が多いためか、自分に対する愛情を確認したがる子が多く、マメな連絡対応を求めたり、プライベートの知人、友人関係にズカズカ入り込んで関係を聞き出し納得がいかない回答や説明が返ってくると、後でヒステリックを起こします。女性によっては、携帯電話で誰かと話していた内容と相手を逐一報告するように要求されるのでつき合うにはとても骨が折れると思います。

 

 ・恋愛は真剣

 日本では考えられないかもしれませんが、宗教上の理由から一回の恋愛でゴールインするのが当たり前と言った結婚観、恋愛観をもっている人も少なくなく、つき合う事は結婚の前提としていると考える人もいるということを覚えておきましょう。軽いのりで体の関係を持ちたいなら、クラブやパブで引っ掛ける方がいいともいますが、たいていそういう所にいる女の子は娼婦で売春をもちかけて金銭の取引を要求するので純粋な恋愛はできないでしょう。

 

 ・手をつなげない

 宗教の戒律によっては、結婚まで肉体関係を持てず、手をつなぐ事さえできないこともあります。熱心な信者ほど、戒律や教えを絶対視する傾向が強いです。しかし戒律の教えを忠実に守る女性は非常に献身的で一途な性格です。結婚後夫を陰で支えてくれる事は間違いありません。

 

 この3点を踏まえて落とす上で支払わなければならない代償。

落とすのに代償が必要なのか?と思われる方もいるでしょうが、上記に書いたように彼女達にとって恋愛は真剣勝負です。成り行きでつき合うとか、気が合うから付き合ってみようとか、嫌になれば別れればいいとか 自由恋愛の発想はあまりないので、口説き落としたら付き合って愛してあげてください。一日限りの関係は御法度です。

 なぜこんなことを言うのかというとバリ島で現地の女性を引っ掛ける観光客がよくいて、素直で恋愛に対して従順な彼女達はすぐに食事の誘いに応じたり、甘い言葉やくどき文句にのせられてホテルで一夜を明かす事があります。男性側は散々好きだなんだとアプローチしておきながら翌日には音信不通になって連絡がとれなくなる。傷ついた女性はその男性に不信や嫌悪が積もりやがてはその男性の国の不信にまで発展したりするので、無責任な行動は日本人の評判を落としかねないので忠告しておきます。

 

では行きましょうインドネシア人女性を落とす方法

 

  私がお勧めする場所は何と言ってもバリ島です。現地の人たちの性格が穏やかで、道ですれ違ったり、面識がなく初対面であっても笑顔で挨拶して世間話をしてくれるのでとてもコミュニケーションがとりやすく友達たくさんできます。また英語が通じることが何よりも重要なメリットです。お互いの気持ちを知るには共通の言語を話す必要があるため、英語話者が一定数いるということは心強いと思います。

 

 ① まず声をかけまくって、話しまくる。

   日本みたいに声かけて、ガンシカされる状況はあまりないです。たくさんの女性と話してどういう性格の女性がいるのかマーケティングしましょう。シャイなあなたでも大丈夫。まずは挨拶から始めましょう。笑顔で挨拶していれば、むこうから話しかけてきてくれる事があります。積極的に現地の人とコミュニケーションをはかるということは、その国の習慣や文化を吸収することにもつながりますので重要です。色々な視点で女性を観察し、たくさん質問して反応を伺いましょう。

 

 ② 食事に誘う

  気になる子が現れた、話しててフィーリングも合うし何より可愛い。是非もっと近しくなりたい。そんな時は食事に誘いましょう。いきなり食事?と思うかもしれませんが、誰とでも気軽に食事にでかけたり、ごちそうするというのがバリネシ(バリ人)の習慣。

ストレートに君と食事がしたいと相手に告げましょう。オープンな性格のバリネシ(バリ人)の女の子はきっと誘いに応じてくれるはず。

 

 ③レストランはホテルに併設されているビーチに面しているちょっとお洒落な野外レストランを予約。

  日が傾いてきた夕暮れ時に、サンライズを見ながらビーチ沿いのレストランでディナーを食べればお互いの距離がいっそう近くなります。お金を使えばおとせるじゃんとお思いのあなた!違います! 演出が必要なんです。高い金を払ってもロマンチックでなければ彼女達の心をひきつけることはできません。現地のカップルも夕暮れ時になるとサンライズを見に続々とビーチにやってくるので、ロマンチストが多いと思われます。割と陳腐な方法ですが、現地の男では実現できないハイクラスなディナーの楽しみ方を教えて上げましょう。

 

 ④ロマンチックな雰囲気になったところで自分の気持ちを打ち明ける。

  ロマンチックな雰囲気になったところで女の子の目をまっすぐ見て、君を好きになってしまった。一目惚れしてしまったんだ。とストレートに自分の気持ちを伝えます。真剣なまなざしで自信を持って言えば、意識し始めます。それがスタートラインです。ここから日にちをあけて時間と場所を選びアプローチを続けます。

 

⑤ ②〜④の方法を日にちを空けて3〜4回繰り返す。

  数日から一週間に渡って、②〜④を繰り返せば完全にこちらを意識し始めて、愛していると言えるタイミングが分かると思います。

 

 実際私がバリ島にいたときにためして成功した方法です。陳腐でキザな方法で日本では通用するか分かりませんが、私は比較的早く恋愛関係を結ぶことができました。皆さんも是非ためしてみてください。

 

p.s. 可愛い女の子はどこにいるのかということを書くのを忘れてました。私のおすすめはホテルのレセプションか、マッサージ店で働いている子です。観光客と関わる頻度が高くて美人の確率も高いです。またkuta周辺は空港が近いので航空関係者が滞在するホテルがあり敷居は高いですがレベルが高いスッチーとも出会えますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボジアAEON MALLオープン

 6月30日、日本の巨大ショッピングモールイーオンが正式にオープンしカンボジアの政治家や日本の外務大臣を交えて式典が催された。

イーオンモールの正式オープンを受け、フン・セン首相は「イーオンはカンボジア初の国際路線をいく近代的なショッピングモールだ。今回のイーオングループの投資は、カンボジア国民、特に中産階級の生活水準の顕著な上昇や海外投資家の予測投資環境の強化が反映されていて今後のカンボジアにおける経済成長のポテンシャルを裏付けるものとなっている。カンボジアへ積極的な投資を進める日本の投資家は増えている。 今回のイオンショッピングモールのオープンはカンボジアに平和と発展をもたらし、カンボジアにおける日本企業進出の契機になることは間違いないだろう。」と語っている。


  ショッピングモールはおよそ200ほどのテナントが入り、国際的なブランドを扱うテナントが107店舗、人気ローカルブランドを扱うテナントが43店舗、日本のブランドを扱うテナントが49店舗という構成になっている。

 カンボジアを訪れている岸田外務大臣は、「日本の複合ショッピングモールはマルチエンターテイメント施設です。日本のサービスや文化を堪能してください。」と語った。

  ショッピングモールは正式オープンから連日約50000人が押し掛け人気を博している。
 
 建設費の総額は日本円でおよそ250億円で、1年7ヶ月をかけて完成した。 モールの中にはショッピング施設の他にカンボジア最大級の映画館、スケートリンク、1200席を擁するフードコートを完備している。

 

カンボジアの少女売春市場 ”純潔取引” の実態

 ダネットは14歳。プノンペンの郊外の貧しいコミュニティにある彼女の家は家と呼べるか分からないほど粗末な住まいだ。家の基礎部分は多少段差がある構造で高床式になっているが、基本的に壁がなく雨風をしのぐ屋根のかわりにブルーシートを代用している。要はテント暮らし。彼女はそこで11人の家族とともに暮らしている。家の近くにある池は不衛生で様々な病気を媒介した蚊が大量に寄生している。
 ダネットはおとぎ話を読むのが好きだ。だが、本を読んでいる彼女の目は死んでいて、表情も硬い。

 10歳の時 彼女は、小児性愛を持つイギリス人の男に、ゲストハウスの一室に数日に渡って監禁された。彼女の母親は生活費を苦にとうとう実の娘を一週間750ドルでその男に売っていたのだ。悲しい話だが、少女の純潔な体は多くの小児性愛者を魅了している、少女を買うためにわざわざ東南アジアに足を運ぶ小児性愛者が後を絶たないのは想像に難くないだろう。我々が持つ一般感覚からすれば普通でない事は確かだ。これは少女の両親と少女を買う男の間でかわされた売春取引であり、許しがたい性犯罪者によるレイプ行為だ。
 ダネットを買ったイギリス人の男は当時年齢54歳、元カンボジア政府のアドバイザーで今回の少女売春によって、懲役12年の判決をカンボジア政府から下されている。彼女は”彼はとても体格が大きく冷淡な顔つきだった。彼の言動や行動が少しおかしかった。永遠に刑務所に入っていてほしい”と話す。
 何も知らない無垢な少女の純潔は9人の子供を食べさせていくお金と借金の返済のために売られたのである。 ダネットの父親はバイクタクシーとフルーツの小売りを営んでいるが、両方の稼ぎを合わせても一日5ドル。生活費と借金返済におわれ困り果てた彼女の母親は未成年の売春を仲介する、表向きはタクシーのドライバーのブローカーに接触し売春の話をもちかけた。「お母さんは私をそこ(ブローカがいる場所)につれいった。次の日お父さんがそこにバイクで送ってくれた。私は行きたくなかったの。だけど家族のためだから。」
  彼女の父親と母親は売春者と接触するため途中までダネットに付き添った。
「最初男の人に会った時何を言っているのか全然分からなかった。でも身振り手振りで話してきてどうやら私に服を脱げと言っているみたいだった。私はお母さんを恨まない。私も家族も貧しいし借金があるから…だから私は少しでも役に立ちたかった。」

彼女の父親は泣きながら「もうこんな事は二度としない。どんなに私たちが貧しくても、たとえ食べるものがなくなって、土を食べるしかなくても、自分の子供を売り飛ばすまねはもう絶対にしない。娘には申し開きが立たない。」と二度子供を売春するようなことはしないと誓った。しかしこの事実はもう取り消せない。この出来事が彼女の心に深い傷を負わせてしまった。 ダネットは「私は悲しい」とつぶやいた。

「 ”純潔取引” 所謂少女売春はプノンペンを中心にブローカーがあちこちで観光客、滞在する外国人に話を持ちかけ取引が行われており、大きな社会問題になっている。通常、”純潔取引”はアジアの富裕層の間で人気で、純潔である少女と性行することは自身に健康と富をもたらすと信じ込む人間が多く、中にはHIVのような病気も治ると信じている輩も存在する」とNGO団体 Les Enfants (APLE)のティム・ホーンは話す。

 少女売春取引の多くは少女達がホステスとして働くカラオケバーや売春宿がしが仕切っている。しかし取引は闇の中で秘密裏に仲介者が蠢いており、貧しい家庭をターゲットに市場をコントロールしている。そのため加害者を立件するための証拠集めは予想以上に困難を極める。またこの国では加害者の足取りを追うための証拠集めに警察官が武装することは法律で禁じられている。

 多くの観光客で賑わうシムリアップで、4ヶ月の捜査の末、元仏教の僧侶である33歳のロンヴェンは偽の英語ランゲージスクールをシムリアップ郊外で運営していたとして訴追された。 彼はインターネット上で孤児を預かり面倒を見ていると訴え寄付金とボランティア募っていたが、実際は全ての生徒達はそのランゲージスクールの周りのコミュニティーで暮らしており両親もいた。ここに在籍していた生徒は60人あまりで、彼はたびたび小児性愛者の訪問を許していた。

男は借家を手配してランゲージスクールの生徒である2人の男児を日帰りの取引で小児性愛者の元へ送った。捜査官の調べで、彼はソーシャルネットワークサービスを使いヨーロッパ圏の小児性愛者の元に10歳以下の少女の売春取引を持ちかけており、インターネット上の取引の容易さが指摘された。カンボジア児童基金青少年保護団体で長年問題に取り組んできたオーストラリア人元捜査官ら2名含む捜査関係者が一同に介し、現地の警察官に証拠の集め方や、犯罪の予感を察知する方法、犯人確保の仕方、職質の掛け方などを訓練した。

 児童福祉施設のオーン・ソファンナラ所長は「カンボジアでは実際のところ、こうした問題を取り締まる制度をコントロールする事が難しい状況がある。たくさんの人間が子供達を育てており、正式に住民登録している者もいればそうでない者もいる。
我々の仕事は子供を守る事であり、こうした犯罪を取り締まる制度や法律を再度見直さなければならないし、取り締まりに支障がでるような法律は排除すべきだろう。しかし、こうした実態を改善するための警察の捜査能力の貧弱さや制度や法律の設置の遅滞などのリソースの不足が解決を送らせている原因だ。」と話している。

 

by  Independent

アンコールワット遺跡の中がグーグルマップで閲覧できます。

 世界的にも有名なアンコールワット遺跡が家に居ながら観光できてしまいます。リピーターが続出する世界的な観光スポットを自宅で堪能してみてはいかがですか?

 こちらのリンクからどうぞ

 

 

 

 

カンボジアのスタートアップ

 

カンボジアを見下すなかれ
人口1500万人でオンラインの人口は300万人だが、年々スマートフォンの利用者は増えている。プノンペンで毎年開催さているTechカンファレンス、Barcampで参加者3000人でいつも超満員. ITベンチャーへの関心も高まって成功するスタートアップが出現してきている。


では早速読者の皆さんにもカンボジアスタートアップの背景をご覧に入れよう。テック市場集結する場所は人口200万人の大都市でカンボジアの首都であるプノンペン。ここには毎年数百人単位で情報工学を学んだ学んだ学生を輩出するInstitute of Technology Combodiaが所在する。またプノンペンにはスタートアップにインキュベートし共同ワークスペースを提供しているSmallWorldがあり小さいながらも起業家を育む環境を整えている。ここでは既に10社以上のスタートアップが活躍している。またColabも同様、起業家を育て、アイディアを形にする試みを世界で開催しているstartupweekend Cambodia に出場する共同創立者やフリーランサーにワークスペースを提供している。

 

 

 

f:id:combodia:20140710195037p:plain

 

1,CheckInTonight このサービスは立ち上げた創業者が別のプロジェクトに関わっ

ているため、開発が遅々として進んでいないが、サービス自体は稼働している。CheckTonight は iOSとAndroidのアプリで, 到着後、ホテルを予約していない層をターゲットに、最大70%のディスカウントで提供できる売れ残りの部屋を自分の現在地のエリア内で紹介してくれるアプリだ。目的地についたはいいが土壇場で滞在するホテルを探さなければならない人には便利なサービスだ。

 

 

f:id:combodia:20140710200255j:plain


2、Asva the Monkey はカンボジア発のゲームアプリ制作会社Osja Studioの作品で、昨今 DemoAsean(タイに本拠地を置くスタートアップや技術系のカンファレンスを開催し起業家を育成し支援する団体)で開催されたアプリコンテストで3位に入賞し勢いをつけている。Asva the Monkeyは美しくデザインされたオンラインパズルゲームである。現在Osjaは次のプロジェクトを稼働させていて、3ヶ月後に新しい作品をリリースする予定である。

 

f:id:combodia:20140710200753j:plain

3、InSTEDD はシステム開発に従事する技術者、市場調査、業界の分析を行うコンサルタント、新規開拓を進める営業マンとタッグを組んで組織したチームである。2006年、創業者は自らのアイディアをシリコンバレーで開催されたTEDが主催するTedprizeでプレゼンし優勝したのを皮切りにロックフェラー財団やグーグルなど次々と出資を受けて創業 彼らはオープンソーステクノロジーを駆使して、情報が行き届かない地方の人々に農業や医療の情報サービスや通信のプラットフォームを提供する。プロジェクトはカンボジアだけでなく隣接する東南アジア各国や、アフリカや南米にも及んでいる。 カンボジアではスマートフォンなどをつかった栄養士のトレーニングシステム や  HIV患者が医療サービスを受けやすいように携帯で簡単にアポイントがとれるリマインダーシステムを提供している。

 

f:id:combodia:20140710200703p:plain

4 Chibi  は モバイルデイティングサービス(カンボジア携帯版出会い系サイト)をベースとしたソーシャルネットワークサビスだ。業界大手のOKcupidにはないSMS(ショートメールサービス)でよりお互いの関係を近しいものにする。完全匿名なのでプライバシーの問題はクリアされている。サービスを使うのに難しい知識はいらない、ただテキストを気になる人に送るだけ。すぐにあなたにあった友達が見つかるでしょう。

 

f:id:combodia:20140710200959p:plain

5 CodinGateはプノンペン経済金融大学で教鞭をとっていた若い教師によって設立されたスタートアップだ。提供している主なサービスはウェブアプリケーションの制作、ウェブデザインやソーシャルメディアマーケティングだ。簡単に誰でも使えるソフトウェアを提供する事をモットーにしている Coding Gateは会社を立ち上げた当初、製品を制作するためのラップトップが15人の技術者全員にあたえられていなかったため、創業者のモンコールはまずアウトソースの案件を探して15台分のラップトップを購入できるだけの仕事を取ってくることを目標に掲げ仕事に奔走した。結局目標は達成され、15台分のラップトップを手に入れ、今ではチームで様々なシステムを世におくりだしている。

 

f:id:combodia:20140710201112j:plain

6 Sabayは、たびたび、ただのニュース系ポータルサイトを運営している会社だとか中国のオンラインゲームの代理店をしていて画期的なアイディアを実現した企業ではないと批判の的になったいりするが、ベトナムでオンラインゲーム、E-commerce 開発 デジタルコンテンツ開発 など手広く展開するベトナムIT大手のVNGも出発点は同じだ。カンボジアのIT企業としては最大クラスで、巨大なポータルサイトを運営している事を忘れてはならない。

 

f:id:combodia:20140710201357j:plain


7、Sompom はモバイルのアプリを作っているプノンペンに所在する企業。提供しているサービスはNumbee 数学学習者のためのiOSアプリだ。PandowRiverCruise パンダウリバークルーズのツアーの情報サービスや予約をするアプリ BrainsquareはiOS と Androidに対応しているパズルゲームアプリだ,デザイン性はAsva the Monkeyより劣る。

 

f:id:combodia:20140710201435j:plain


8.Yoolkのクライアントやユーザーは気づいてないかもしれないが、これはカンボジアのスタートアップだ。世界中の国と地域でビジネス用の簡易サイトを設置するネット版イエローページのサービスを展開する企業だ。

 

f:id:combodia:20140710201825j:plain


9.Goldengekkoはカンボジアで最も成功したスタートアップの一つだ。グローバルレベルで通用する新しい世代の技術者を雇用し、カンボジアでIT系のスタートアップの市場がまだ小さい頃から 技術者 デザイナー などのカンボジアのローカルマーケットの外に目を向けチャンスをいうかがっていた。アウトソースはGoldenGekkoの原点であり、スタートアップのファーストステップだ。現在はヒースロー空港やエプソンなど大手と提携してアプリを制作している。

 

 

f:id:combodia:20140710202039j:plain


10. Bospum 24時間営業している名刺制作startupだ。自分の好きなデザインの名刺をweb上で制作し、家まで送ってくれる。しかし残念ながらカンボジア限定で営業している。日本では同様のサービスをオフィス用品大手のアスクルが行っている。

 

f:id:combodia:20140710202141p:plain

11、Project Albaは先ほど紹介したInstedd 同様 農業ビジネスのソリューションを行う社会的企業である。最近の取り組みは米農家の収入源を増やすために、余った土地を利用して新たな作物を育てて市場に出して販売するというもの。販売先はalba社が事前にマーケティングして抑え、新たな作物を作るノウハウも提供する。

 

借金の担保に4歳の女児が2年間南京錠で拘束される。

  プノンペンポストによると、7日ケマラックプミン県(khemarak pumin タイランド湾に面する海沿いの街)のカンボジアタウン近くの村にあるあばら屋で、通報を受けた警察があばら屋の支柱に足をチェーンで巻き付けられ南京錠で拘束されている4歳女児を発見し保護、また4歳の女児を母親の借金の担保に2年間 一日約8時間拘束したとして、母親に金を貸しつけていた女を逮捕したが、警察は女の貧しい家庭環境と置かれている立場には情状酌量の余地があるとして罪には問わず釈放する構え。

  コーコン警察人権及び青少年保護対策本部、スレイ・トーチ本部長によると女は非常に貧しい家庭環境で借金の担保として預かっている女児の面倒を見ていくためには他に方法がなかったとしている。

 また女児は警察に長時間の拘束でたびたびのどが乾き、耐えられずに尿を飲んだと話している。

 現在女児は児童福祉施設で手当を受けている。

女は警察の取り調べに対し、女児の母親に金を貸しその担保として女児を預かったが、日中に仕事をこなさなければならず、面倒を見切れなくなり、女児が逃走する事を防ぐためやむなく鎖で女児の足をつないだと話している。

 

女はあばら屋からおよそ800メートル離れた栽培施設で働いていており、女児を拘束した時間は午前7時から午前11時までの4時間と午後1時から午後5時までの4時間の計8時間だった。

 

村に住むケオ・チョーンさん60歳は警察に二度とこのようなことが起こらないように警戒を呼びかけた。取材に対し「とても心が痛む。とても残念な気持ちだと」話している。

-------------------------------------------------------------------------

 

カンボジアでは貧しい村や農村では未だに子供の身売りの話がもちかけられ、生活に困窮している子供の親は、お金が手に入り自分の子供が多少ましな生活ができる事を期待して子供を身売り業者に渡し取引してしまうのですが、子供達は過酷な労働やサービスに奉仕させられます。法律が施行されたとはいえ未だに10代に満たない子供が置屋に”商品”として性的なサービスを強要されたり、観光地で組織的に物乞いをするよう強要されたり、未だに子供の人権が蹂躙されています。国連組織やNGOが活発にこの状況を打破しようと様々な告知活動をしているにもかかわらず政府はまだ本腰を入れて取りかかってないように見えます。

 今回の件に関して同情の余地があるとはいえ法的な罰則を女に科さないという警察のスタンスは我々日本人からすれば納得がいかないでしょう。それだけまだ人権意識に気迫で法治国家としてどんな状況でも犯罪は犯罪と認める倫理観や道徳観が警察の中でさえ育っていない状況ですので、法整備よりも少しずつでも国民の意識を成長させる必要があると思いました。