カンボジアAEON MALLオープン

 6月30日、日本の巨大ショッピングモールイーオンが正式にオープンしカンボジアの政治家や日本の外務大臣を交えて式典が催された。

イーオンモールの正式オープンを受け、フン・セン首相は「イーオンはカンボジア初の国際路線をいく近代的なショッピングモールだ。今回のイーオングループの投資は、カンボジア国民、特に中産階級の生活水準の顕著な上昇や海外投資家の予測投資環境の強化が反映されていて今後のカンボジアにおける経済成長のポテンシャルを裏付けるものとなっている。カンボジアへ積極的な投資を進める日本の投資家は増えている。 今回のイオンショッピングモールのオープンはカンボジアに平和と発展をもたらし、カンボジアにおける日本企業進出の契機になることは間違いないだろう。」と語っている。


  ショッピングモールはおよそ200ほどのテナントが入り、国際的なブランドを扱うテナントが107店舗、人気ローカルブランドを扱うテナントが43店舗、日本のブランドを扱うテナントが49店舗という構成になっている。

 カンボジアを訪れている岸田外務大臣は、「日本の複合ショッピングモールはマルチエンターテイメント施設です。日本のサービスや文化を堪能してください。」と語った。

  ショッピングモールは正式オープンから連日約50000人が押し掛け人気を博している。
 
 建設費の総額は日本円でおよそ250億円で、1年7ヶ月をかけて完成した。 モールの中にはショッピング施設の他にカンボジア最大級の映画館、スケートリンク、1200席を擁するフードコートを完備している。